私が禁煙をはじめる前になんとなく買った本。
数ある禁煙本の中でなぜこの本を選んだのか…それは単にネーミングが気になったからです(笑)
しかし、この本が今回の禁煙生活をはじめるにあたって自分のバイブル本となっています。
それが、「99%禁煙できる本」です。
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99%禁煙できる…じゃあ残りの1%はなんなんだ???
と思いながら、半信半疑で読み始めました。
著者の阿部眞美さんは東京女子医大の呼吸器内科医です。
昨年の10月1日にたばこが値上がりするにあたって、禁煙ブームが世間で騒がれていたとき、
俳優の舘ひろしさんがCMで「私は禁煙外来でやめました」としきりに流れていたのを皆さんも覚えているかと思います。
阿部さんは1994年、その当時は異例であった大学病院での禁煙外来を開設された方です。
これまでに何千人もの禁煙希望者を手掛けてきたその道のスペシャリストでもあります。
でも医者のいうことなんて…わざわざ受診してまで禁煙しようなんて思わないよ。と私は思っていました。
でもこの本は禁煙外来を必ず受診しなさいよ、というものではなく、あくまで自立的に禁煙を促す内容でした。
その中でもこのブログをはじめるきっかけになったのは、禁煙外来に訪れる方に必ず書いてもらう「禁煙日誌」でした。
文字通り、今まさに私がしているような禁煙中の日記です。
あ、これだったら自分でもできるなとばか正直に思いました。
この本は全5章から構成されています。
1章では「あなたに禁煙が必要な12の理由」として、耳が痛くなるほど言われているたばこが及ぼす健康への害と、なぜたばこをやめられないのかという理由が書いてあります。
2章では「禁煙できた人・できなかった人はどこが違う」という比較をしていく中で、各々がどのタイプに当てはまるのかを探っていく内容です。
ちなみに私は「今すぐ禁煙できないタイプ」の分類でした(汗)
3章ではいよいよ「禁煙プログラム」です。
今の私はこの本を枕元や職場で常に携帯しています。禁煙の準備から継続まで、そして禁煙するとよく太ると言われてますよね?その事についてもきちんと書いてありますよ。
4章では逆に喫煙者・たばこ会社の実態にせまって記述している内容です。
当然、日本の法律ですべての喫煙者は明日から禁煙せよと法律改正が起こらない限り、たばこという嗜好品はいくら税金が上乗せされようとなくなりません。
喫煙者と非喫煙者が共存していく中でのビジネスやマナーといった部分が書かれています。
最終章ではQ&A方式で実際禁煙外来に訪れる患者やネットでの質問に阿部先生が答えていくという内容になっています。
この本を読み終えて99%という意味が私なりに解釈できた頃、このブログをはじめました。
禁煙を考えている皆さんも、いつか禁煙したいと思っている皆さんにも是非一度読んで頂きたいと思います。
私はアマゾンで買いましたので、よろしければ直接リンクを貼っておきます。
最近通常配送料無料になったのでほんと何を買うにも助かっています。
なにせ南の島なもんですから(汗)
そうでなくても禁煙の本を本屋で買う時の店員の冷ややかな目が苦手なんですよね…